· 

僕が“人材開発”と“人材育成”に注力している理由

(画像は第8の習慣より)

■社会保険労務士なのに何で人事コンサルタント的なのか?

 

多くのかたは社会保険労務士=手続き屋の印象があるかもしれません。

そんな中、何故、佐藤は人材開発とか人材育成といったコンサル的業務なの?って思っているかもしれませんね。

それは、多くの社労士さんとは経緯が異なるからです。

多くの社労士さんは、企業で人事や総務の仕事をしていた、金融機関に勤めていた、他士業や社労士事務所勤務だったからという“業界経験”の延長で資格を取得され開業されている人が多いです。

あとは、かつて認められていた行政書士や税理士の兼任組です。

■私が社会保険労務士となった経緯

最初は、勤務先の退職勧奨に頭来て対抗するために人事の資格だと知って目指し始めました。

合格直後にリーマンショックの嵐が吹き荒れ開業どころではないなと思い、伝手によりとある学習塾の立ち上げから関わることになりました。

そこでの必須条件は7つの習慣のファシリテーター資格も取ること。

元来自己啓発に傾倒していた私には実益も兼ねると燃えました。

その後、学習塾の長に収まり、科目授業のみならず、7つの習慣を生徒たちに教える役回りもありました。

この塾での“教える”という経験が後に多大な影響を与えました。

知っているのと、相手に理解させるのは雲泥の差、月と鼈です。

だから、多くのセミナー講師とか見てきましたが、分かりやすく納得感のあるスピーカーには殆どお目にかかったことがありません。

多くは自分で悦に入り、自慢話や自己満足なことしか喋らないのです。

■人は気づきを与えれば伸びる!

まず、人には長所と短所があります。

それを理解せずに一方的に押し付けるからパワハラが起こる。

相手の行動特性や思考のクセを把握して、その人なりの長所に気付かせてあげることで人は伸びるのです。

これは子供たちを指導していての実感です。

貴方の正義や常識が相手の正義でもなければ、常識でもないのです。

各々が違うからより高いものを実現できる!

■中小企業は限られたリソースで結果を出さないといけない。そのためには個性を見出し伸ばすしかない。

私が教えていたのはいわゆる“ゆとり世代”のど真ん中。

彼らの特徴は、根拠のない行動はしないです。

しかし、上の世代は理屈をこねるなと精神論を言う。

そう、実は指示出す世代も何でこれが正しいのか本当は知らないのです。

しかし、中小企業は人的な資源が限られています。

その限られた資源の中で結果を出さないといけません。

必然的に、個性を見出し磨き伸ばすしかないのです。

そんな今どきの子の特徴を知りつつ、人材育成の経験もある私が必ずや必要になるという確信から。

私は開業したのです。

1+1=3を実現するために。