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社員が「辞める」「採れない」「育たない」中小企業の特徴

新刊JPというサイトの記事によると、社員が辞める。採れない・育たない中小企業には以下のような特徴があるそうだ。

詳細は「もう、転職させない!一生働きたい職場のつくり方」(前川孝雄、田岡英明著・実業乃出版社刊)をお読みください。

【経営者のダメな言動】

・経営者の重いが社員に届いていない→NG例:今期のウチのビジョンは売上15円!

∴ビジョンとは、事業を通して成し遂げたい目的であって数字ではないので、社員のモチベーションアップにはつながらない。

・経営者の視点が結果に偏りすぎ→NG例:売り上げや利益こそが重要だ!

∴結果を盾に従業員の尻を叩くのは、社長に余裕がない証で、社員のモチベーションは逆に下がり、負のスパイラルに陥る。

・フラット組織という名のワンマン組織→NG例:ウチはフラットな組織にしているから。

∴フラット組織を宣伝し、風通しのよさをアピールする社長は多いが、大抵は、社長以外は横並びの独裁組織である場合が多い。

・本音が言えない組織風土→NG例:そのアイディアは私の考えとは違う。分かってないね!

∴何でも言いなさいと言いながら、自分の意に沿った意見にしか耳を傾けない社長のもとからは社員は逃げ出す。

社員それぞれの役割が不明確→NG例:ウチは手を挙げれば何でもできる会社なのに、主体的に動く社員がいない。

∴会社からの期待と役割を明確に示されんければ社員は安心して働けず、行動が消極的になるのは当然。

不発するモチベーション向上施策→NG例:表彰制度を作ればやる気になるだろう!

∴「表彰制度」「社員の誕生日祝い」「ありがとうカード」なんてやっても社員の士気を下げるだけです。

表彰制度は、評価基準が公平でないと、社員は戸惑い、しらけ、不満だけが溜まることになります。

・社員を育成する風土がない→NG例:仕事は上司や先輩の背中を見て覚えるもの!

∴新人に最低限のことしか教えず現場に放り込むのは逆効果。投資をしなければ人は育ちません。

【佐藤の視点】

「土を耕し、肥料を撒き、土を作ってから種を蒔いて世話をして初めて収穫ができます」

皆さん、こんな大原則はご存知でしょうし、私のような若輩者が指摘するのが烏滸がましいとはおもいます。

しかし、現実の中小企業は“即戦力を求めるけど低賃金”とか“社長の気分やノリで安易に方針変更”されたりという自然界の原則を外れたことばかりしがちです

立派なクレドや企業理念やビジョンがあっても社長自身がそれと同一な行動をとれなければ下はついてはきません。

どんなに対外的に良いことを言っても、就業規則を守らない、社内制度を形骸化させているような社長のもとからは人は去ります。

まずは、原理原則に則った方法に立ち返って自社を再構築するとが最善です。

昔の人は【急がば回れ】といったものですよね?