いよいよ人材戦略家らしい話をしていきます。
私は事業の戦略の要は「採用・マネジメント・育成」がセンターラインだと考えています。
特に誰をバスに乗せるか?(採用)は重要だと考えています。
■採用基準を明確にしてミスマッチを防ぐ!
行き当たりばったりの求人なんてしていたら御社には未来なんてありませんし、不明確な採用基準では人は集まりません。
1.欲しい人材を明確にする(能力・経験・労働条件・絶対条件・スキル等)
2.待遇を決める(正社員なのか契約社員なのか、プロジェクト単位なのか、フルタイムなのかパートタイムなのか等)
3.コア業務なのか否かの検討(外注できる、または外注してもいい業務ならば、外注することによってコストダウンや人件費を削減でき、コア業務に資金と人材を集中投下できる。例として、弁護士や税理士、社会保険労務士などに委託できるものは委託する等)
4.求人募集をする(広告や宣伝の方法を検討する。欲しい人材によって使うべき媒体は違う)
5.書類選考をする(求める人材か否かを判別するためにも前もって履歴書や職務経歴書並びにレポートなどを事前にチェックすることは求職者に対する礼儀でもある)
6.面接の実施(自社の求める人材リストや質問票と照らし合わせて求職者を査定する。なお、面接時は求職者も会社側を査定していることをお忘れなく。必要ならば適性検査や実技試験も行う)
7.内定連絡
8.採用→雇用契約書を取り交わす。
※以上が基本的な採用のステップです。
【誰をバスに乗せ、どこに座らせるのか(適材適所)】をせずして、ビジョンも戦略もないと断言したのは、ビジョナリーカンパニーシリーズ著者のジム・コリンズ。私も彼の意見に賛成です。
「実行できる人がいてはじめて戦略はなされるのです」
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