◆モウリーニョ監督が後退して試合が激変したマンチェスター・ユナイテッド
私はイングランドプレミアリーグの名門マンチェスターユナイテッドのファンです。
特に長期にわたって黄金期を築いてきたファーガソン氏のマネジメント手法に興味があります。
先日、このユナイテッドはモウリーニョ監督を解任し、暫定監督にOBのスールシャールを据えました。
モウリーニョが名将なのは疑う余地はありません。
実績を見れば明白です。
しかし、どんな名将でも選手を活かせなければ結果は出ないというのを12月22日のカーディフ戦で実証されました。
モウリーニョ監督は守りを要塞のように固めて、守備からボールを奪って個の能力で得点するというスタイルです。
対してスールシャール監督がとったのは恩師のファーガソン氏伝統のユナイテッドスタイルともいえる連動する波状攻撃でした。
◆ボスが変わるとここまで結果は変わるのか!?
マンチェスターユナイテッドのような世界的クラブには強豪国の代表選手が揃っていて選手の資質には問題ありません。
しかし、鮨に例えれば、いくらネタの素材が良くても、握る監督の握り具合やスタイルで味が変わってしまうということを如実に物語っています。
◆貴社が成果が出てていないのは上に立つ者に原因があるかもしれません
会社や部署が結果が出ていないととかく部下や社員を責めがちです。
しかし、その社員を指揮する管理職のマネジメントに問題があるとは思いませんか?
理詰めで考え、納得感を得ないと力を発揮できないものに対して根性論や精神論で対応していませんか?
「名選手、名監督に非ず」とは言ったもの。現場で優れていたからといって、良い上司や管理職とは限らばいのです。
マネジメントにはマネジメントの資質が求められるのです。
上手くいっていない場合は、もう一度マネジメントから見直してみましょう!
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