大坂なおみ選手はジュニア選手としての経歴がなく6年前のプロツアー参戦時は全くの無名選手で世界ランキングでは1000番台でした。
いかし、大会の予選を見ていた日本のテニス協会の幹部は日本国籍で身体が大きくパワーもスピードもある大坂選手に一目惚れ、協会を挙げて全力で支援することを決めた。
その後、ツアーでランキングを上げてきたときに生活拠点であるアメリカのテニス協会が猛プッシュしてきた。
しかし、大坂選手も大坂選手の父親も無名時代から支援をしてくれているの本協会には恩義を感じるということで、日本国籍のままツアーに参戦しています。
そして、昨秋に日本人初の四大大会の全米オープンを制覇し、今般の全豪オープンを制覇し、ついに世界ランキング№1に登りつめました。
■あの国民的大横綱も全くの無名から這い上がった
相撲取りらしからぬ体型と筋骨隆々の体で人気を博した大横綱の千代の富士関も相撲未経験で角界入りをしました。
巡業中に後援者が北の富士さんや当時の親方の前に連れてきた中学生の千代の富士少年は体は大きかったそうですが陸上選手なので痩せていました。しかし、強靭な足腰を持っていることを見抜いた二人は鍛えれば輝くと確信したそうです。
その結果が、一代年寄千代の富士でした。
■ダイヤの原石を磨いて輝かせる努力をしているか?
過去の実績や即戦力性ばかりを求めてダイヤの原石を探して磨く努力を怠ってはいませんか?
何を言ったかより、誰が言ったかが罷り通る。
しかし、そんな安直な態度では“大坂なおみ選手”や“千代の富士”を手に入れることは叶いませんよ。投資があってリターンがあるというのは人材育成にも当てはまります。
コメントをお書きください