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“見誤る”と御社は失速する!

以下のどちらを重視するかで御社の命運は決まる!

1.学歴・技能・専門知識・経験等のスキル

2.性格・労働観・基礎的知能・熱意・価値観等の人的資質

人を採用するとして、御社は1と2のどちらを重視しますか?

名著「ビジョナリーカンパニー2」によると、“飛躍を遂げた偉大な企業”は2を重視すると結論付けています。

■飛躍した企業は“人格(人的資質)”を重視していた

現在の貨幣価値にして16兆円とも20兆円ともいわれる資産を築いたナポレオン・ヒル博士の恩人で師匠の鉄鋼王アンドリュー・カーネギーは人を採用するにあたって“協調性”を最も重視した。

ある時、優秀な技術者をドイツから100万ドルでヘッドハンティングしてきたそうだ。

彼はrンジニアとしては優秀だったが、致命的な欠陥があった。

それは、“周囲との協調性の欠如”です。

このままでは職場の輪やチームが機能しなくなると危惧したカーネギーは支払うべき年俸と旅費を渡して彼を解雇し、国に帰ってもらったそうです。

仕事に必要なスキルは入社すれば教えることはできる、しかし、“人としての資質”を教え、変えることは容易ではないということを優れたリーダーたちは心得ているのです。

■社会人基礎力

平成18年2月に経済産業省は“社会人基礎力”というものを定めました。3つの能力と12の要素から構成されています。詳細な説明は省きます。

1.アクション…主体性・働きかけ力・実行力

2.シンキング…課題発見力・計画力・創造力

3.チームワーク…発信力・傾聴力・柔軟性・状況把握力・規律性・ストレスコントロール力

以上です。

これらの能力は私がトレーナーを務めるナポレオン・ヒルメソッドや7つの習慣とほぼ同一です。

古今東西を問わず、老若男女を問わず社会人として求められる能力は同じだということがご理解いただけましたでしょうか?