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“自律した人材”の育成が必須だと確信したキッカケ

■自己リーダーシップ養成講座を展開しながら上意下達であった会社への疑問が出発点

私は社労士として開業する前は「7つの習慣」を子供たちに教える塾で勤めていました。通常の教科以外にも私自身が子供たちに7つの習慣をベースとした“自己リーダーシップ養成講座”講師も務めていました。

7つの習慣の肝は「主体性」です。今で言うと自律性と言い換えられるかもしれません。子供たちに主体性を教えながら、自社の指揮命令は上意下達であったことに疑問を感じていました。社長は良かったのですが、間の事業部長が曲者でした。

■ナポレオンヒルのプログラムや7つの習慣の習得の過程で“自律性”の重要性は心得ていたが、ケン・ブランチャード博士のリーダーシップ論を読んで確信に変わった。

私はブランチャード博士の書籍は「リーダーシップ論」が先で、世界的名著の「1分間マネジャーシリーズ」はその後に読んだという特異な人間です。

職場の主役は現場のフロントラインにいる社員であって経営陣は後方支援に徹するのが最善だという内容でした。

理屈も理論も明快で納得したのですが、実例は無いのかな?と探しました。

■「星野リゾート」「米国のKFC]「シアトルの市場」という実例が背中を押してくれた。

最近は、宣伝目的て関与先を実名で載せるコンサル系の本がありますが、ほとんどは守秘義務の関係から企業名や組織名を出しません。

そんな中、その会社自らがブランチャード博士の理論を称賛されていたのが良かった。

企業側は著者に遠慮する必要もないので、それらの企業が自ら自社の再建に役立ったと言っているのですから説得力がありますよね?

■自律型で業務を社員に委任することは放置や無責任とは違う

社員に業務を委任するのであって放任するのではないです。

あくまでも結果の責任を取るのは経営陣。

社員が果たすのは任された業務に対する実行責任です。

そのためには厳格な規律が求められます。

特に、経営者や上司には厳しい規律遵守が求められます。

星野リゾートが復活の書としてバイブルと崇めていることが私に“自律型人材育成”の重要性を確信させたのです!