先日、農業者向けの働き方改革セミナーを行いました。
私の立場としては、経営の近代化を提案するわけです。
セミナー後の質疑応答でとある方が、職人気質を否定しサラリーマン化しろという今の農業への潮流が気にくわないということを言われた方がいた。
■あなたのご苦労や経験には敬意を表します、しかし、情勢は刻一刻と変化しているのも事実です。
日本の農家の多くは戦後に独立した小作農が主流です。
故に個人単位で頑張ってきたのも事実です。
そのご苦労は理解しますが、これから持続的に農業(農業以外も)を反映させていくには時代の変化を捉え、合わせ、アップデートそ、近代化していく必要があるのです、
■今は、各々の得意を出し合って回していく時代
今は、1人1人が総合的な仕事を行う時代ではないです、
老若男女問わず、各々が得意分野を持ち寄ってプロジェクトとしてかかわっていく時代です。
ですから、プレイヤー能力とマネジャー能力は異なるのです。
日本企業の問題点は、プレイヤーの能力とマネジャーの能力を混同してしまうことです。
農家の名誉の止めに言いますが、先日の聴講者の中にも法人化されていて20人もの社員を抱える農家さんもいらっしゃいました。
結局は、経営者の意識次第なんです。
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