
春のお彼岸、春分の日だからというわけではあえいませんが、みなさん知っているはずなのに過ちを犯すということで平家物語の一節を・・・「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」
■人もモノも流行も考え方も絶えず変化しているのに“経験”に固執する人のなんと多いことか!
特にひとかどの成功を収めた人ほど、自らの成功体験から導かれた法則ややり方に固執して墓穴を掘る。
“昨日の成功は今日の敵”と言って常に自分を戒めていたのが、ナポレオン・ヒル博士の一番弟子で自らも世界最大の損害保険会社のAonを一代で築いた富豪のクレメントストーンでした。
成功体験やそこまでの過程を否定するつもりは毛頭ございませんし、それはそれで称賛いたします。
しかし、時代は刻一刻と絶えず変化しているのだという謙虚さは必要です。
「驕れる平家は久しからず」です。
■既成概念や過去の常識という殻を脱ぎ捨てたからからインスタントラーメンもカップヌードルも完成した。
現在放映中の浅野連続テレビ小説の「まんぷく」は日清食品創業者の安藤百福をモデルにした物語ですので、数多の成功哲学のエッセンスが凝縮されています。
「ダメ」「できない」「無理」という予断や先入観の代わりに彼は常にどうしたら可能かを考えていました。
そのために躊躇することなく次々と新しい方法や考え方を取り入れています。
しかし、実際の多くの方は昨日までのやり方で今日を乗り切ろうと考えていませんか?
毎日1%の改善が大きなうねりとなってイノベーションを実現するのです
コメントをお書きください