
昨日は幸運にも関与先の酒井商會さんのベンチマーク発表会に、感動経営コンサルタントの臥龍先生と入江元太さんのご配慮により参加することができました。
おこで「成功哲学経営」の実践をウリとする私からみた気づきを共有します。
■プラス思考を本当に理解されていますか?
プラス思考又はポジティブシンキングや積極的精神ともいいますが、正しく理解し実践していますか?
もし、単なる前向きだと思っているのなら大間違いです。
それはただの現実逃避です。
プラス思考とは「現実をあるがままに直視し、現状を改善するために【建設的かつ肯定的に考える】批判精神」です。
■主体的な社員を望みながらその芽を摘み取っているのは社長自身の言動という事実
多くの企業経営者や管理職は主体的な社員が欲しいとみなさん異口同音に言います。
しかし、そのくせ会議や企画提案において社員が主体的に行動するとその芽を摘み取るのです。
お前にはまだこの業界が分かっていないとか、自分の若いころは云々という先輩風を吹かせて。
なぜそんな矛盾が起きるのか?
肩書きとしてある職責と人間的な地位の上下を混同するからです。
主体的な社員を育成するのに必要なのは【役割分担の明確化】と【責任の付与】と【それらを保証する仕組みづくり】です。
言い換えれば社長の忍耐力が問われるのが主体的社員の育成です。だって、上意下達の組織は楽だし、トップは心地いですもん。
■上記の二つを実践し日々イノベーションをしている酒井商會
私も酒井商會さんとのお付き合いは6年目になります。
その間に入れ替わったメンバーもいますが、様々な面が改善イノベーションされていることに気づかされます。
人は成功体験を味わうと、それに固執してしまい見直したり、改善や改良をすること、変化することを拒みがちです。
かくいう私も齢46歳のおっさんですので正直言って今の若い子の感覚を素直に受け入れられないとか、時流についていくのは大変だと痛感しています。
しかし、時代は次々と若い世代が築いていくのです。
【経験値】(経験知)を大切にしつつ、その上に胡坐をかくことなく、謙虚に進取の精神で向き合うことが成功の秘訣です。90歳を超えても新しいことを勉強していた松下幸之助や新商品開発に没頭していた安藤百福を見習いましょう!
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