■「特別」「特殊」「例外」というキーワードに逃げ込んでいては失敗しかない。
人事労務のコンサルティングをしていていても、成功哲学の話をしていても必ず一人は「先生、そうは言っても弊社の環境は特別なんです、私の境遇は特別なんです」と言って改革や改善の実行を拒む方がいます。
断言します、そういって例外ばかりを求める人は絶対に成功しません。
どんな名著でも、有名コンサルタントでも全ての事例を網羅していることはあり得ないし、個々の微細な状況を反映したものなど求めるだけ無駄です。
■【本質を掴む】能力のないことを棚上げにしていないか?
日本一の納税者と謳われた斎藤一人さんは、1冊だけでは自分の悩みを解決できないかもしれないが、同じ分野の本を10冊も読めば大抵の問題解決はできると仰っています。
本を読むのが苦手なら直に専門家(弁護士、税理士、司法書士、社労士、中小企業診断士等)に対価を支払って相談するというのが筋です。
そこで重要になるのは、枝葉にこだわらず本質=木の幹を理解することです。
私でいえば、「思考は現実化する」は今から100年前の事例が多いですし、「7つの習慣」でいえば35年前の事例が多いです。
しかし、述べている【本質】は今の時代にも普通に通用する考え方です。
寧ろ、ある研究調査によると1960年~2010年の59年間よりも、1870年~1920年の50年間の方がライフスタイルや技術の変化は激しかったと言われています。
だってこの50年で馬車→飛行機へと移り変わったのですから!
“働き方改革”でもなんでもウチは特別だからできないと逃げていませんか?
同業種でも達成できている会社はなぜ存在するのでしょうか?
【本質の理解】を怠って逃げ回る人には成功を掴むことはできませんよ!
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