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昨日の延長線上に今日があると考えてはいけない。常に疑う習慣を!

■中途入社社員の定着率が低いと答えた企業は約4割。

昨日、時事通信社がエンジャパンの調査結果として「中途入社s李社員の定着率」を発表しました。

40%の企業は「中途入社正社員」の定着率が悪いと回答しています。

期間では半年から1年で退職が約2割、一月以内は6%もおり、【中途入社正社員の3社に1社は1年以内に退職】という現実があります。

“人手不足”の影響もあり採用コストは以前より高騰しています。故にせっかく獲得した人材を失いたくはないですよね?

何で中途社員が定着しないのかわかりますか?

以下は転職経験があり、かつ開業後に研究した結論に基づく私の考えです。

■従前からの職場の慣習を疑いもせず継続していて自社の異常さ、特殊さに気づかなくなっている。

例えば業界経験者だからと満足な教育研修を行っていない。

自社に入った後のキャリアプランを示していない。

古参の問題社員が職場を牛耳っていて、経営者がその横柄な社員を野放しにしている。

今までがこうだったし、これで成功してきたからと何も変えない。

明確な職務内容や役割分担、権限や責任の範囲を明確にしていない。

明確な人事評価制度や賃金制度がない。

求人票や雇用契約書、就業規則の内容が守られていない。

経営者がヘンテコなセミナーにハマっているとか、宗教の勧誘をする社員がいる。

体育会気質の非合理的な業務運営だったり、ヘンテコりんな朝礼がある。

労働法違反を平気で行っている(残業代を払わないとか有給休暇取らせないとか)または、コンプライアンス違反をしている。

経営者が公私混同している。

等、受け入れる職場側にも多くの問題点はあるものです。

■自分のことは自分では気づけない!

個人だけではなく、組織も自社の長所や欠点というのはなかなか気づけません。誰だって自分を客観視するのは難しいので。

しかし、一方では確実に「時代は変化」そているわけです。

昨日まで今くやれたやり方が今日も通用するという保証はありません。

故に企業も人と同様に常に“ナゼ?”“ドウシテ?”という問いかけをし続ける必要が和えいます。

そのためには外部の専門家を利用するのも手です。

外部の人間は“違和感”に敏感なので。

私も定期的にプロのコーチのセッションを受けたりして自分の歪みに気づかされますし、同時に長所と短所に気づかされることもあります。自社を健全に保つためにも外部の専門家活用をお勧めします。

私もご連絡・ご相談お待ちしています!