
1950年から物価は8.2倍になっているのに、給与は6.7倍しか増えていない。
うまり本来水準の81.7%しか給与は満たしていないという相対的貧困状態の日本。
2018年の大卒初任給は206,000円。
しかし、物価上昇率を考慮すると250,920円が適切です。
■理想的な最低賃金は1568.25円/時です。
計算根拠は250,920円÷160です。
206,000円だと時給は1287.5円となります。
つまり、これ以下で人を雇うなんて本当は無理なんですよ。
■給与を押さえれば消費意欲は減る。消費意欲が減ればモノは売れない。それに逆行して自動車王になったヘンリー・フォード。
フォード自動車の創業者のヘンリー・フォードは当時のアメリカの日給の約2.5倍の日給で求人を募集しました。
当然、全米各地から求職者が来ました。
フォードはなんでそんな無茶をしたのか?
それは、自社製の自動車を社員にも買ってもらえるようにして、フォードで働けば自動車が買える。しかも、フォード車が街中に溢れることでフォードの宣伝にもなるという一石二鳥を狙ったのです。
この策は大当たりしました。
これを機にフォードは10年の短期間で自動車王になったのです。
人件費カットやコストカットばかりしているとイニシアティブが取れなくなりますよ、フォードのやったことも参考にしましょう。
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