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人手不足だから当社に来て欲しいと言いながら、与えるものは与えないよって理屈は筋が通らないですよね?

■時給1,000円でも週40時間勤務を4週間×12ヶ月や手も年収192万円にしかならないんですよ!

中小企業は日本の企業全体の99.7%、従業員は約70%を占めます。

つまり大方の日本人=中小企業従業員=大多数の消費者ということになります。

私のクライアントもほとんど全てが中小企業又は中小企業従業員ですので中小企業の経営が楽ではないことも承知しています。

しかも現在の中小企業は“人手不足”にも悩んでいます。

出来れば優秀な人材が欲しいと言いながら、でも払うもの(給与)は払いませんよって、仮に外国人であっても応募してくるでしょうか?

常識いぇきに考えてよほど変わった人か計算できない人でない限りは今のご時世「低賃金」の会社に好き好んでくるでしょうか?

社長が自分の身に置き換えて考えれば分かるはずです。

時給2,000円で社長業やってくれと言われたらやりますか?

■経営戦略や経営者自身の問題や責任を社員に背負わせる会社に未来はあると思いますか?

給料を上げられない=商品を高く打って高収益化できないという問題は“経営者の問題”ではありませんか?

御社の社員が取締役も兼ねていて経営に参画しているなら別ですが。

もう一度言います。

中小企業の従業員=日本の大多数の消費者なんです。

その大多数の消費者を蔑ろにすることは企業にとっての自殺行為ではありませんか?

ヘンリー・フォードは100年前に当時のアメリカの平均日給の2.5倍に引き上げました。世間には笑われましたが結果はフォードを“自動車王”にしました。

それ以上は何も言いません。賢いかたなら分りますよね?