
■ハイジもフランクフルトで夢遊病やホームシックを患う過程で成長をした!
野生児のように山で育ったハイジにとっては都会のフランクフルトでの生活は制約が多く苦痛の生活でした。
彼女は最終的に夢遊病とホームシックを患い、富豪の家主のゼーゼマンさんの計らいで故郷のアルプスに帰されることになりました。
しかし、彼女はフランクフルトでの生活で得たこともありました。
・学校に通っていなかったので読み書きができるようになりました。
・教会にも通っていなかったのでキリスト教の信仰という習慣を得ました。
・ロッテンマイヤーさんの厳しい躾によって礼儀作法が身につきました。
・クララという友達を得ました。
ハイジは5~6歳児ですから大人の視点から見ればたいしたことなくても「試練」だったわけです。
同じ事をわが身で振り返ってみます。
■佐藤に降りかかった試練
私にとっての大きな試練は糖尿病による多面的な身体の劣化です。
・自律神経障害による起立性低血圧、気象病や頭痛、冷え性、胃麻痺、便秘、平衡感覚の狂いetc.
・網膜剥離手術による強度の老眼、光の乱反射、極度のドライアイ、かすみ目、眩惑etc.
・慢性腎臓病による貧血、造血不良、浮腫み、睡眠不足、血圧不安定etc.
なんか最悪じゃないかと思いますよね。
しかし、この病状の進行によって得たこともあります。
・生活習慣病の方の両立支援策の提案力。
・仕事の選択と集中と労務管理の重要性の提案力のアップ。
・Web媒体を有効活用した顧問やコンサルティングの展開。
・頭脳労働へのシフトとそのためのインプット量の増加。
・弱い立場の人に対する寛容な心。
・政治や政策への関心。
・身体が衰えることによって五感が鋭くなった。
などです。
誰だって苦境や試練は可能なら避けたいでしょう。
私も健康を害し、お金も底をつき、金の切れ目が縁の切れ目の如く去って行った知人や友人も多いです。しかし、そのおかげで新しい繋がりや本当の友情も知ることが出来ました。「心的態度」を正しく持って乗り越えましょう。
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