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なぜ「大企業病」(官僚機構的硬直)は起こるのか?

■自己犠牲を忘れ、自己保身に走り、責任を負うことを放棄し始めると組織の腐敗は始まる!

 

今になって「機動戦士ガンダム」を見返していることは昨日書きました。

このアニメは少年少女だけのものにするには勿体ないくらい【組織論】が学べます。

企業も組織も肥大化すると問題になるのが「大企業病」と言われる硬直化した官僚的機構です。

なぜこんなことが起こるのか?

ガンダムの底辺にはこのテーマがずっと貫かれているのです。

260年余り続いた徳川幕府も、300年続いたロシアロマノフ王朝も、清帝国も李氏朝鮮も古代ローマ帝国もナチスドイツもソ連も全て同じ事が起きていますし、企業の勃興隆盛から衰退の歴史を見ても同じです。

では、なぜそうなるのか?

・カリスマ性のある創業者がトップに長居しすぎた。

・上層部が自分たちの出世を否定されたくないので旧態依然のスタイルを踏襲する。

・新陳代謝や知の入れ替えを拒む。

・未知の事柄に対する恐れ。

・権限に対する責任の放棄。

・お客様への目ではなく、出世にどう響くのかという社内政治の横行。

・属人化された業務。

・一部の人間への権限の集中。

・お機嫌伺や忖度の横行。

等が考えられる。

 

■対策はあるのか?

第三者の目を常に入れることである。

社外の人間であれば直感的にその組織のボトルネックが分かったりするものである。

そのために企業の顧問として社労士や税理士や弁護士が存在している。

諸手続きを代行してもらうためだけに士業を利用するのは非常にもったいないこと。

ぜひ【第三者機関】という存在として社労士や税理士を企業のパートナーにしませんか?

法人は月35,000円~承っております。詳細はホームページをご確認ください。