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社員を大切にしない会社が好業績を維持できるはずはない。原則に従え

■ヘンリー・フォードに出来たことがなぜ日本社会はできないのか?

 

アメリカのカリフォルニア州が州法で最低賃金を日本円に換算して時給「1800円」にしたそうです。

日本は未だに「901円」に甘んじています。

このニュースで思い出したのが100年前の後に自動車王と呼ばれることとなるヘンオリー・フォードの“賃上げ”政策です。(画像はフォーディズムと呼ばれるフォードの経営哲学です。師匠のアンドリュー・カーネギーや同志のナポレオン・ヒル博士の思想が色濃く反映されています)

フォードは当時の賃金相場の2倍から2.3倍と言われる水準に自社工員の日給を上げました。

当初は気違いじみていると周囲に冷笑されたようですが結果は大当たりでした。

なぜ急激な賃上げをして好業績につながったか?

・勝手に求職者が切るので自ずと質の高い工員を確保できた。

・賃金上昇分の利益を確保するために規格や作業の標準化が進み作業効率がっぷし、大量生産が可能になった。

・作業効率が上がったのでマネジメントが容易になり、社員のワークライフバランスが確保できた。

・経済的余裕も生まれ余暇を楽しむために社員はこぞってフォード車を買った。

・社員が自社の車を買って乗り回すことが宣伝効果となり、よりたくさん売れた。

・たくさん売れるので全国をネットワーク化したサービス網の構築が必要となり、アフターサービスの良さが売りとなり、一段と顧客が増えた。

・大量生産のおかげで車の製造コストはどんどん下がりより多くの利益をフォードにもたらした。

 

そんなにうまくいくのかよ?と思う方はフォードの伝記なりを読めば分かります。

私自身も全面的に彼を盲信しているわけではありません。

彼の唱えた「反ユダヤ主義」や「ベルトコンベア方式による大量生産によるマイナス面」には賛同できません。

しかし、フォードは「原則」に従って成功しました…それは【社員第一主義】ともいうべき、社員あってのお客様思想です。

私はこの点に共感します。