
■「経営理念」や「クレド」、「ビジョン」等を作成する会社は多いけれど…。
特に、中小企業の社長は自社を良くしようと日々、勉強に励まれていますよね?
ご自身で勉強して「経営理念」や「クレド」「ビジョン」等を作成したり、高額報酬を支払って高名なコンサルタントに依頼して作ったり。
しかし、それらは社員に共有、浸透されていますか?
私が見てきた中小企業では、それらと労使が職場で守るべきルールである「就業規則」と一致していない会社多いです。
■就業規則に「社長の想い」を反映させることで、より実現を加速させられる!
就業規則は労使が職場での働き方を定めるルールブックです。
社長と言えども就業規則を無視した運用をすることは、社員との信用関係を破壊し、忠誠心を低下させます。
私が作成にかかわる就業規則には「経営理念」「クレド」「ビジョン」「社長が求める理想的社員像」などを落とし込んで作成します。
ですから、同じ就業規則はあり得ません。
各社に沿った内容になります。
就業規則の目的は、他人同士が同じ場で働くうえで、無用なトラブルの発生を抑え、自社に合わない社員を篩にかけ、理想的社員を創り、社員が個々人のパフォーマンスを最大限発揮させ、業績向上につなげるためのものです。
∴単なる法律で決まっているからと作るのは愚の骨頂、時間とお金のムダだと思っています。
だから私の就業規則は決して安くはないです。
そして、ある程度の期間がかかります。
何故なら、半年で5回は打合せを行いますので。
■10人未満の事業所でも就業規則はあった方がいい!
就業規則が無い場合は上位規範である労働基準法が強制適用されます。
労働基準法にはたいてい例外があって、中小企業には猶予が認められて規定が多いのです。
∴中小企業こそ就業規則を整備し、就業規則と社長の想いを一致させることが重要なのです。
それを正確に運用することで社員とWin-Winになれるのです。
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