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リクナビ問題に見る法令遵守の重要性

■有名私大が続々と撤退を始めたリクナビ

 

「リクナビ」と言えば、リクルートが運営する業界最大の就活サイトであり、就活生及び採用企業も利用している今や鉄板ツールです。

しかし、内定辞退予測をAIに判定させ、結果を企業に売っていたことが明らかになり、個人情報保護委員会から指導が入りました。

その結果を受け、日本の有力私大は“リクナビ”からの離脱を表明し始めました。

有力大学が離脱すれば、優秀な学生のパイは減るので企業側の離脱も起こりますよね?

ただでさえリクナビの利用料は高額だと昔から批判されてきましたから。

日本の就活市場を押さえていた巨人、リクルートはリクルート株以来の危機を迎えたわけです。

前回の不祥事と異なるのは、今回の個人情報売買の問題は、一般市民の人生をも左右してしまったということです。

いくら業界トップであったとしても転落するときは一気なのが現代の恐ろしさです。

 

■コンプライアンス(社内の手続き)は守っていたが、法令に抵触したと判断され個人情報保護委員会に糾弾された。

各種報道によると、一部に学生を除き、個人情報利用の署名はもらっていたとのこと。

であったとしても、人生を左右しかねない第三者への情報提供は許されないというのが始動の理由らしいです。

しかし、企業の日常風景での個人情報の取り扱いはどうか?

外部の人間の目に触れるところに顧客リストを放置してはいないか?

勝手にSNSでタグ付けしてはいないか?

顧客のいる前で立ち話とかしてポロっと漏らしたりはしていないか?

社員は無断で私用のパソコンやモバイル機器を仕事に使ってはいないか?

知人だからと安易に友達の情報を話したりはしていないか?

*悪意を持った人間が必ずいるという性悪説に立って考えないと企業はリクナビと同じ轍を踏む。

予算も資金も限りある #中小企業 はまず #個人情報保護規定 制定と #誓約書 #社員研修 を行うことから始めませんか?