· 

まだだ、まだ終わらんよ 「成功哲学」は伊達じゃない!

■戦術ばかりを流行りのハウツーものと一緒にされては先人たちに失礼だ!

「自己啓発」とは決して怪しいものではない。

辞書によると「自主的に潜在的な能力や、秘術・知識をを身に着け、進んで自己の能力開発等を援助し高めようとする態度」とある。

決して、いかがわしい心理セミナーやスピリチュアル、波動だとかわけのわからないことを指していない。

とりわけ、私が強調する「成功哲学」とはオカルトではなく、長年研究に一緒に参加した成功者と言われる偉人たちに共通した思考や行動を体系化したものであり、机上の空論ではない。

ただし、成功には天の時、地の利、人の輪と孫子が説いたようにタイミングという要素もあるので、半年で結果を出す人もいれば、20年かかる人もいる。

現に「思考は現実化する」を書いたナポレオン・ヒル博士は成功哲学の研究が実を結ぶのに20年かかった。

しかし、その後に世界大恐慌に襲われたりギャングに狙われたりで無一文となり、1939年に「思考は現実化する」を発表するまでは辛酸をなめていた。

この本も「7つの習慣」も教えているのは戦略である。

小手先の戦術は教えていない。

何故なら戦術とは状況に左右されるものだからだ。

戦略がしっかりしていれば戦術でのミスは取り返すことが出来る。

しかし、その逆は無い。

好例は豊臣政権と徳川政権ではないだろうか?

前者は主君織田信長の仇討の勢いに乗って天下人になっただけ。

しかし、後者は織田家や豊臣家の失敗を繰り返さないように長期的に安定的な政権を作るにはという基本理念を持って開幕した。

でも、自己啓発の話になると宗教チックな部分あるじゃないかという反論はありましょう。

「思考は現実化する」にも「7つの習慣」にも宗教を匂わせる箇所は確かにあります。

しかし、理由は簡単です。

彼らはともにアメリカ人です。

アメリカはの基礎は欧州の既得権から弾かれたプロテスタントが移民して築きました。

故にプロテスタンティズムの影響が濃いのです。

彼ら二人がお手本にしたアメリカ建国期の一人で偉人のベンジャミンフランクリンはもろにプロテスタンティズムを体現した人ですから。

でも日本人だって折に触れて神仏には縋っているじゃないですか?

私は本気で般若心経と地蔵菩薩と不動明王と烏天狗は信じていますよ(笑)。

別に何であれ宗教を信じることは悪いことではない。

それを押し付けたり、飲み込まれたり、依存したり、根拠ないことを言うようでは迷惑千万だがな。

いわゆる自己啓発の類も同じだ。

貴方自身が客観的に満たされているのであればいい。

しかし、他人に押し付けたり、巻き込んだり、自身が飲み込まれるようなものには距離を置いた方がいい。

中には依存心を煽って金づるにする悪徳業者が多いからね。

 

#自己啓発 #成功哲学 #君子危うきに近寄らず #スピリチュアル #戦略 #戦術