
またしてもシャア・アズナブルの言い方をパクったタイトルですみません。
シャアが大好きなもので(ハマーン・カーンも大好きですが)。
それはそうと、昨朝から首都圏を大混乱に陥らせた通勤ラッシュ協奏曲を【労災回避】の観点から考察します。
■通勤途上のケガや病気も【労災】適用になります。また、安全配慮義務の面からも企業は責めを負うリスクが高すぎます。
台風に限らず、日本は地震・噴火・北朝鮮からのミサイルなど“世界有数の災害大国”です。
しかも、台風などの荒天に関しては気象庁の精度の高い予測によりある程度の状況は予測できます。
にもかかわらず、昨日の首都圏のターミナル駅のカオス状態は何でしょうか?
本当に先進国か?と私は目を疑いました。
法令上、臨時休業が不可能な業種や医療や鉄道など公共インフラに携わる業種以外に関しては、復旧をスムーズにするためにも臨時休業やテレワーク等の措置を企業は取るべきでは?と思いました。
大学や高校などは急行の基準というのが定められています。
少なくとも私が通っていた頃の母校の大学には休校基準がありました。
例えば、朝何時の時点でNHKがどう報じているか、または通学用の交通機関がどういう状態かで判断せよと。
■無理な出勤は一歩間違えると利益以上の損失をもたらす。
御社には臨時休業又は自宅待機等の明確な基準はありますか?
それらが就業規則に記載され、社員に周知されていますか?
上司や部署によって基準が違うなんてことはありませんか?
アポがあるからとか、上司からの指示が何もないのでと言った理由でターミナル駅に押しかけている人が多数いましたね。
しかし、命より大切な仕事なんて存在するのでしょうか?
台風一過の後は猛暑になるという予報も出ていましたよね?
炎天下で長時間並んで熱中症になって社員が命を落としたらどうしますか?
出社しなければと無理をして社員が交通事故死でもしたらどうしますか?
これらはすべて企業の責任となり労災になります。
下手をすると災害時の危機管理がなっていない会社として社会的評判を下げて取引先を失うリスクがありますよね?
でも仕事に追われているんで休ませる余裕がないよなどと反論する人もいるでしょう。
だとしたらそれは会社または上司のマネジメント力が無いからですよね。
余裕のあるスケジュールを組めないことに言い訳の理由をもっていくことは筋違いです。
今後も、来夏のオリンピックや首都直下型地震などでのトラブルが考えっれます。
これを機に会社の危機管理を考え直してみてはいかがですか?
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