· 

残業時間と脳・心臓疾患の関係

*画像はYahoo!さんより拝借。また、記事の一部も引用させていただいてます。

 

■月60時間以上の残業で脳・心臓疾患リスクが2倍以上になるという恐怖。

 

Yahoo!さんの記事によりますと、週55~60時間勤務(時間外労働に直すと月60~80時間)で「脳・心臓疾患リスク」は2~3倍になるとのこと。

被験者の中には高血圧の症状が無かった人でも上記のような残業が続くと10ヶ月で重度の高血圧になったそうです。

高血圧の放置は→動脈硬化・心疾患・脳虚血性疾患を引き起こす要因になります。

また、睡眠不足は高血圧・糖尿病・動脈硬化・精神疾患・自律神経障害などを引き起こします。

 

■【働き方改革】は時代の要請

 

愛も変わらず、お客様は神差ですと言ってお客の無理難題に応えることこそ仕事と思っている経営者や会社員は多い。

しかし、その無理難題を押し付ける客は応分のチップなり特急料金を支払って御社に利益をもたらしていますか?

人手不足が叫ばれて久しい現在、現有戦力を欠くとなかなか戦力を補充することは難しい状況です。

つまり、仕事(業務量)を適切にマネジメントするだけではなく、部下の健康もマネジメントして最大限のパフォーマンスを発揮させる舞台を整えるのが上司(将)の仕事になりました。

武士の世界でもそうです。

大将自らが戦場に赴くのは最後の最後、部隊が窮地に堕ちった時に部下を守るために出陣します。

それまでは、各部隊や隊員が能力を発揮できるようにマネジメントするのが仕事です。

それを、プレイングマネージャーと称して、将が自ら戦場にいたらどうですか?

誰がマネジメントを行うのでしょうか?

現場の戦闘員は目の前の敵を倒すことに夢中です。

時には深追いして敵陣に突っ込みすぎたり、1人隊列から離れる場合があります。

それを大局的な視点で見て、撤退のタイミング等を支持するのが指揮官です。

軍隊は何故に規律を重んじるか?と言えば、それは常に生死がかかっているからです。

働き方改革や労働法を守っていたら会社が回らない、仕事にならないというのであれば、それは既に事業が破綻している証拠なんですよ。恒常的に残業があるっておかしいでしょ?