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真の成長を遂げるには収益重視では不十分

本日はSankeiBizに載っていたV字回復を成し遂げたリコーの社長の記事を引用させていただきながら考察したいと思います。

リコーの山下社長は以下のように復活した要因を挙げています。

1.収益重視では不十分。社員の幸せが欠かせない。

2.社長の役割は、社員が誇りを持てる会社にし、社員が各々の持ち場で活躍できるようにすること。そうすれば自ずと事業計画は達成できる。

3.社長は会社の見張り番役であり、トップダウンでは社員は十分活躍できない。

4.働かせ方改革ではなく、個々人に合った働き方改革の実践。

5.事業を通して社会課題を解決しているということを共有し、社員に仕事へのやりがいやモチベーションを持ってもらう。

ということを実行したそうです。

 

■従業員満足無くして顧客満足の向上はなく、顧客満足の向上なくして増収増益は無いという私が常に唱える理論が証明された!

 

実は上記のリコーの山下社長が実践した内容は何一つ目新しいことはありません。

既に「思考は現実化する」「7つの習慣」「1分間マネジャーシリーズ」「ビジョナリーカンパニーシリーズ」等の世界的に有名なビジネス書内で言及されて証明されていることばかりです。

にもかかわらず、目先の利益確保に走って失敗する経営者が多すぎる。

・社員をも巻き込んで企業の在り方(ビジョン)を共有することで自分事に仕事がなる。

・その共有したビジョンが社会的に貢献しているものだと社員にプレゼンする義務は社長にあるし、社会的に意義の無い事業には誰も誇りは持てない。

・会社と社員の間にWin-Winの関係がなくて、社員が誠意を持って顧客に尽くすと思うか?最前線で顧客に接するのは社員である。

・従業員満足度の向上とは必ずしも給与の額に限らない。個々人が欲する報酬は千差万別だ。そのために各社員の悩みや望みを先ずは吸い上げろ。

・社長は組織の指揮官であるとおともに、社員が最高のパフォーマンスを発揮できる環境を整えるためのサーバントでもある。

・社長はつねに会社が定めた目的地に会社が進んでいるかを確認する船のキャプテンでもある。

・正しく努力した者には正しく報いる。

・社長自らが会社の各種制度や規定を犯してはならない。上が腐ると下々も必ず腐敗する。

 

いかがでしょうか?

きっとどこにも難しいことや特別なことはないですよね?

でも実践できている会社は極少数だという事実をおわすれなく。

 

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