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採用ブランディングセミナーを受講して感じたこと

■きっと多くの会社や経営者は気づいているのだろうが、逃げている現実。

 

昨日は須坂商工会議所の友人のお誘いで草間淳哉さんの採用ブランディングセミナーを受講しました。

草間さんの本業はマーケティングやブランディングということですが、採用も本質は同じだと言われていました。

この内容は私が開業以来私が折に触れて述べてきたことをギュッと凝縮し体系化されたものでした。

私自身のベクトルの向きは間違っていなかったと確信と自信を持ちました。

同時に、きっと多くの会社や経営者は気づいているのに逃げているんだなと感じました。

 

■本質を磨く努力を避けて耳障りの良い流行りのテクニックに逃げる会社

 

結局、必要なのは「人格(社格)の形成」「ぶれない戦略の策定」「戦略を実行するための戦術」「言行一致」「現場を巻き込む一体感」「社長自身が仕事を楽しむ姿勢」など【基本の徹底】が肝であるということ。

それら土台が無ければいくらおもてなしや感動サービスをやろうが、流行りのマーケティング手法を採用しようが水泡に帰するということなんですよ。

 

■なぜ、AppleやiPhoneは選ばれるのか?

 

今日からiPhone11シリーズが発売されますね。

iPhoneはぶっちゃけ言うと、AndroidのGalaxyやPixel、Huaweiのハイエンドモデルよりも機能や性能面で劣ります。

パソコンのMacbookシリーズも同じです。

でもなぜ売れるのか?

奇天烈と言われた天才エンジニアの故スティーブ・ジョブズは明確な哲学を打ち出し、そのDNAが各製品に受け継がれ、ブランディングとして認識されているからです。

それは「スタイリッシュで誰でも扱える」という設計思想が貫かれているからです。

 

結局、経営も集客も採用も小手先のテクニックではなく、長い時間かけて浸透した企業の哲学が重要なのであり、そのためには上から下まで統率された意思の下、言行一致・一貫性を貫いているか否かなのです。