
■【トラウマストレス】のケアに努める!
戦争・テロ・強姦・暴力・略奪・誘拐・監禁・拷問・大地震・津波・豪雨災害・火山・死傷事件・交通事故・労災事故・身内の不幸などの非日常的体験をした場合にいわゆる“トラウマ”が引き起こされ、心身に不調を抱えるようになったりします。
①心身不調の例
★感情の波を押さえられなくなる(うつや感情の麻痺など)
★不眠・頭痛・腹痛・喉の渇き・寒気・吐き気・湿疹・痙攣・嘔吐・目眩・胸の痛み・高血圧・動悸・筋肉の震え・歯ぎしり・視力低下・発汗・息苦しさetc.
★方向感覚喪失・注意力の喪失・過度な緊張・過覚醒・決断力の低下・身構え・悪夢・災害などが頻繁に頭をよぎるetc.
★睡眠障害・食欲不振・過食・薬物依存・アルコール依存・行動がスムーズでなくなる・引きこもり・閉じこもり・社会からの孤立・怒りやすい・過激行動を取る・トラブルを起こすetc.
■衝撃的出来事の後1ヶ月経っても以下の状態が続く場合はPTSDが疑われるので
専門医等に相談しましょう
- 恐ろしい出来事が再び起こっているように感じる
- 恐ろしい出来事に関する悪夢を繰り返し見る
- その出来事を想い出させる場所や状況を避ける
- その出来事を思い出せない
- 自分自身や人を信じられなくなる
- 軽微な物音などの刺激に過剰反応する
- 警戒心が過剰になる
- 理由なくイラついたり、すぐ怒る
- 睡眠障害
■周囲の対応
- 休息を取ってもらう
- 安心して感情を吐露できる雰囲気づくり
- 安全感・安心感を与える
- 被災者個々のニーズとペースに合わせ気持ちをそのまま受け止める
- 解決ではなく気持ちを共有してあげる。共感してあげる
- 被災者が自責の念に囚われる必要はないことを話す
- 回復を信じてあげる
- 専門家等と情報を共有しながら助け合い、コミュニケーションを取り、労をねぎらうことを忘れない。
*この度の甚大な被害で #トラウマ を抱える社員は少なくないと思われます。社員の #ストレスケア は企業に課された立派な #安全配慮義務 ですからケアの参考にしてみてください。ご相談も承ります。