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6/52 誠意

ヒル博士の言う誠意とは「他人を助けたいという誠実な気持ち。誠意は満足感と自尊心生み出す源泉である」です。

人には、自分に最高の敬意を与え、自分の行動を律するもう一人の自分がいて、その自分を自覚する必要がある。

ある日、リンカーン大統領は、貴方の陰口が叩かれていますよと助言を受けた時にこう答えたという。

「私は彼らに何と言われようと気にしない。何故なら事実ではないのだから。」と。

誠意は動機の問題である。もし貴方が誰かに時間・労力・お金を割いて欲しいと願い出るなら、その人には、貴方に誠意があるかどうかを質問する権利がある。

貴方自身が自問自答することも重要だ。

何らかの行動を起こす前に、自分には誠意があるか否かという、自己点検をするよう心掛けるべきである。

つまり、自分が得たいと思う利益以上の商品やサービスを提供する気があるか否かである。

【他人を助けたいという誠意を持っていることを相手に証明しなさい。そうすれば、人生における目標をより確実に達成することができる。

自分に誠意があれば、見返りの無いことでも心配する必要はない。

いずれ顧客が想像以上にたくさん増えることになるのだから。】

自惚れるなとお叱りを受けるかもしれないが、私が日々、ヒル博士の哲学を欠いているのは、財団公認のマスタートレーナーという肩書を幸運にも得られ、世間様にその哲学を還元したいという想いからであり、私利私欲のためではありません。