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19/52 できない仕事を依頼された時が正念場

■専門外の仕事の依頼が来たとき貴方はどうするか?

会社や上司、BtoBでもだが、【専門外の仕事】を依頼された時にどうするかで貴方の評価が決まる。

“できません”と無下に断ることは簡単ですが、それではチャンスを潰している可能性もありますよね?

とある“経理事務専門の男”は社長から機械設置の依頼をされた。

自分では設置作業の心得もなく、不可能なので男は考えた。

男の出した答えは、自費で社会の設置会社と契約し、納期を1週間以上短縮して終わらせて報告した。

社長は彼自身がそんなことが出来ないことを知っていたので、彼の努力を見抜いていたのだ。

その直後に彼は、一新入社員から取締役に大抜擢され個室をあてがわれる身分となったのだ。

社長は「できない仕事を与えられたときに、君がどうやってその困難な状況を打開するを見たかった」と言って昇進理由を告げた。

会社に損失を与えず(自費なので)、短納期で専門家に依頼するという“経営手腕”を発揮し、会社にメリットを与えたことを評価された。

 

失敗したときの言い訳を探すのではなく、その仕事をすることができる人材を探せるか否か。それが指導者(リーダー)の条件である。