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24/52 協力(チームワーク)は恋愛のようなものだ

ヒル博士は「家庭であれ、職場であれ、地域社会であれ、社会生活を営む上で、“人と協力すること”は、絶対に不可欠な要素だ。民主的政治体制と自由企業体制下では、協力は絶対に必要なことである。」と述べられています。

■協力には二種類ある

1.恐怖心に駆られて、あるいは必要に迫られて已む無くする協力。

2.自主的に進んでする協力。

【真のチームワーク】とは、努力を友好的に促すような、適切な動機付けを行うことによってのみ構築できるものである。

鉄鋼王のアンドリュー・カーネギーが実践した自発的チームワークの構築方法を紹介しよう。

1.昇進やボーナスの形で奨励金を支給し、社員の仕事の一部は会社への貢献度によって決定されるようにする。

2.社員を表立って注意するようなことは絶対にせず、社員自身が自問自答する形で、自分自身を注意するように促す。

3.決定は重役(自分以外の部下)たちにさせて、その結果に対して責任を負わせるようにする。

130年前の理屈ですが現代でも通じますよね?

 

博士は「自己本位な指導者(リーダー)や上司は、部下からの協力を余り得られない。何故なら、協力は恋愛のようなもので、得るためには与えなければならないからである」と言っています。

哲学者ウィリアム・ジェームズは「他人に友好的な気分で協力してくれるように働きかける者は、殆ど何の抵抗もなく、欲しいものを何でも手に入れることができる」と言っています。

 

*大きな成功を目指すなら、チームワークを大切にしなさい。そうすれば、貴方のチームが貴方を成功に導いてくれるだろう!

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