
■恐怖について
アイゼンハワー大統領は「もし安定を何よりも望むのであれば、刑務所の独房に入っているとよい。かなりの安定性が期待できるだろう」と言った。
フランクリン・ルーズベルト大統領も「我々が恐れる対象は、我々自身が抱えている恐怖心だけである」と言っている。
ヒル博士は「成功する人とは、論理的に考えて危険を冒すことが必要であると判断した時には、進んで危険を冒す人のことである」と言っています。
私たちは誰でも、程度の差こそあれ、何らかの恐怖心に苛まれている。
恐怖心とは…危険を事前に察知して、自分や他人の生命を守る働きである。
恐怖心を克服するには…その対象と正面から向き合い、それを客観的に分析し、どのような危険があるか、そこから予想される利益は危険を冒す価値があるか、どのような問題が起こり得るか等を事実をもとに詳細に検討することである。
★私たちは恐怖心に支配されてはならない。逆に、恐怖心を支配しなければならないのだ。
恐怖心は、警戒信号としての役割を果たしたら、行動指針を決定する時の論理的判断に入り込ませてはならない。