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50/52 足るを知る…必要以上に多くを欲しがらない

平常心を享受するには“足るを知る”ことが不可欠で、幸福であるためには“必要以上に多くを欲しがらない”精神を学ぶ必要がるとヒル博士は言います。

金銭面で豊かになること≠人生が豊かで幸福であることだと。

お金が幾らあっても平常心は得られない。むしろ、過分なお金の所有は不安や恐怖心を掻き立てるし、お金の維持に恐れを抱く。

お金の価値は幾ら持っているかではなく、使い方である。

使い方でお金は薬にも毒にもなる。

自分のお金を自分の人生だけでなく、他人の人生を豊かにするために使うときお金は大きな幸福をもたらす。

逆にお金を自分本位に使い、金の亡者となって必要以上にお金を手に入れようとする人は最終的にお金に苦しめられる。

労働に関して言えば、才能を発揮して、自分の仕事が他人の役に立っていると実感しながら報酬を得るときに幸福を得る。

逆に嫌々労働しているのは精神衛生上悪いだけでなく、健康を損なう。

■黄金律を実践しよう!

私たちが喜びを得る状況とは他人と共有することによってである。

それは黄金律の実践で成し得る…「自分がして欲しいと思うことを他人にもしてあげること」(自分がされたくないことは他人にもしてはならないの裏返しで、キリスト教の根源的教え)です。

★自己訓練に励み、何事をも恐れない強固な人格を作り上げよう。

他人を憎んだり妬んだりしてはならない。

十分な努力もせずに何かを得ようとするな。

平常心とは、全ての面に於いて節度を弁えて生きることによって得られる精神的財産である。

必要以上に多くを欲しがらない精神を学ばなければならない。