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2020年からは“身体障害者だけどポジティブ思考な社会保険労務士”でいきます!

2019年はご愛顧いただき有難うございました。

以前にも書きましたが2019年は「屈辱と恥辱を受け、後悔と反省を繰り返し、怨念の募る1年」でした。

最大の誤算は働き方改革関連の需要を喚起できなかったことと、それに伴う経済的困窮及び急速な腎臓悪化に伴う体調不良の日々です。

腎不全が進行すると尿毒症という不定愁訴に襲われます。

これは個々人で出る症状が違いますが、私は、頭痛や吐き気、心身の気怠さ、感染症、浮腫みetc.が主に現れました。世間や親族からは甘えているだけだ、怠けているなどのバッシングも受けました。

思うように動けず、稼げない自分、同業者からの執拗なマウンティング、嵩む借金と経済的困窮と弁護士さんとの協議、周りからの誹謗中傷などどん底でした。

そして最後に腎不全=身体障害者というプレゼントが届きました。

■2020年からはこのハンディキャップを逆手に取るろ決意!

【身体障害者だけどポジティブ思考な社会保険労務士】とはふざけているわけではありません。

*私の定義するポジティブ思考とは「建設的思考」「解決志向」「事実主義」の三本柱でノー天気な前向きと混同しないでください。

  1. ワークライフバランスを謳うコンサルや社労士の多くはいわゆる“勝ち組”や“意識高い系”であり、時短や高効率にしか視点が向いていない。多くの中小企業はローパフォーマーで構成されているし、意識高い系でもないので非現実的な提案しかしない。また、弱者になった経験のない人たちが多いのでできない人の心の痛みに寄り添えない。私は自らが障害者となったことで、ローパフォーマーが無理なく職業生活と両立させるには?という視点にシフトできた。これは強みである。多くの会社員は勝ち組が考えるほど“向上心”など持ち合わせていないから労働生産性と言われても困るのだ。今より少し上の生活を安定的に保てればいいと思ているはずなので、そちらからサポートしていく。
  2. 治療と職業生活の両立支援は国策でもある。従業員の治療を妨げてまで働かせることは、会社は安全配慮義務に挑戦するということ。過去に安全配慮義務違反で訴えられた会社の負け裁判では賠償金は3500万円~1.5億円になっている。また、訴訟になればブラック企業という世間的制裁も受ける。それらを解決するためにも健康マネジメントは欠かせない流れになっている。
  3. 働き方改革の実現には自律型人材の育成が必要不可欠。経営者と話していると皆さん異口同音に自律型社員が欲しいと言う。なぜ育てないのですか?である。自律と言いながら、社員の意思決定に口をはさむ社長のなんと多いことか!それじゃ誰も自律型になるわけないだろうって。働き方改革は、必然的に無駄な時間を減らすしかないので、各人に権限を委ねる割合が増える。そうなると元となる自律型社員を育てなければならなくなる。幸い私には二つの人材育成資格「ナポレオン・ヒル財団マスタートレーナー」「7つの習慣ファシリテーター」があり、どちらも自律型人材育成のメソッドであるから大いに貢献できる。

2020年4月から #中小零細企業 でも本格施行される #働き方改革 は考えているほど甘くはなく、必ず躓く会社が頻出する。その翌年には #同一労働同一賃金 よいうもっと難関が待ち構えている。私はリバイバルする為に刃を研ぎ続けます。