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貞観政要~徳川幕府270年の礎を築いたリーダーの教科書~

(画像はNHKホームページより)

今月のNHK100分de名著は「貞観政要」です。

この本は中国の歴代皇帝の中でも1、2位を争う名君と誉れ高い唐の2代皇帝太宗(李世民)の治世と政治の在り方をまとめたものであり、徳川家康や明治天皇をはじめ、日本の名だたる為政者にあいどくされ【リーダーの教科書】として受け継がれてきた教えです。

太宗の治世は624年~649年で日本では飛鳥時代にそうとうしますが、中国では始皇帝が統一を果たしてから既に845年の皇帝の歴史があるわけですから太宗以前の名君や愚帝に学べたわけです。

日本で言えば未だ鎌倉幕府誕生前ということなんですよ、太宗から見た始皇帝は!

■昨夜の放送回で触れられたこと

・偏った意見ばかりを重用するのではなく、広く数多に意見を求めよ。

・諫言(目上の人の過失等を指摘して忠告すること)してくれる部下を重用せよ。(監査役や目付を置く)

・民(=部下)あっての支配階級(=経営陣)である。民が満足に幸福に暮らせず、民から搾取し苦しめることは、その怒りの矛先を自分に向け、自分を失脚に向かわせることと心得よ。(従業員満足度の向上)

・部下に“任せた”のであれば、最後まで任せトップは口出しするな。そもそも人には各々役割がある。その役割を全うすることに注力せよ。(餅は餅屋)

#貞観政要 には、広く意見を募り、監査役やお目付け役を常に置き、自分を戒め、従業員満足度を第一とし、権限委譲したら口出ししない、専門家に任せるという今でも通じる #リーダーシップ論 が書かれています。名君ほど諫言を好むのです。