· 

セルフコントロール(自制)できない人を上司にするな

(画像は毎日新聞より引用)

■セルフコントロール力=自制心=自らを律する力は、成功者に求められる基本的資質である。

またしても、日本企業で上司のパワハラによる自殺者が出ました。

叱ることと感情に任せて怒鳴り散らすことは似て非なることです。

しかしながら、日本の会社は新卒一括採用→年功序列→終身雇用の弊害からか、適材適所とはいえない管理職配置が横行しています。

営業で言えば、営業成績が良いからマネジャーに昇格とか、経理や総務ならミスなく長年勤めたから昇進とかね。

彼らの現場での努力や実績と、彼らが人の上に立ってマネジメントできるという能力は同じだと言い切れますか?

ナポレオン・ヒル博士もドラッカーもケン・ブランチャードもコヴィー博士も異口同音に成功者に求められる資質として【セルフコントロール】を挙げています。

セルフコントロールとは自制心です。

自制心とは自分で自分を律することです。

■自分で自分を律するとは?

・自分の感情を冷静に分析して対処すること。

・自分のなすべきことに注力、尽力すること。

・自分の立場を弁えて、最適な行動を取れること。

・自分の頭で考えて自ら判断し、行動すること。

・他人に依存することなく、自主的に行動し、協働行動を取ること。

・権限は現場に与えるが、責任は上司が取るという権限委譲マネジメントを実行できること。

・自らの指導力不足を棚に上げて、部下のミスを過度に叱責しない、責任転嫁しないこと。責任を取れること。

・公私混同しないこと。

・法律やルールを遵守し、倫理や道徳、社会通念に反する行動や言動をしないこと。

etc.です。

こういった必須要素を考慮せずに、単なる数字上の実績んみで昇進させると #パワハラ の被害はなくなりません。パワハラを生んでいるのは引き上げている上層部にも #連帯責任 があるのですよ。