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“ブラック企業”は救われない

第二次世界大戦後初めて緊急事態宣言が発令されました。

否が応でも経済活動は縮小し、働き方も変わるでしょう。

総理は会見で業績の悪化した企業には雇用調整助成金がありますと言いましたが、誰彼構わずもらえません。

■雇用関係の助成金はブラック企業は救わない。

社会保険労務士的ブラック企業とは労務管理のなっていない会社のことです。

<例示>

・正規、非正規を問わず雇用契約書を交わしていない。

・就業規則が無く、届出もされていない。

・上記内容が法律の条件を満たしていない。

・労働基準法をはじめとする、労働法が守られていない。

・労働保険料を支払っていない(雇用関係助成金の原資は事業主が収める雇用保険料です)。

・直近に社員を会社都合で解雇している。

・反社会的勢力と繋がっている。

・直近に不正受給をした。

・法定帳簿を作成していない。

・タイムカードが無い。

・未払い賃金がある(審査で出勤簿と支払った給与額のチェックされますから)。

などなど。

#労働基準法 や #労働法 を守って商売が出来るか!と嘯く社長は残念ながら未だに一定数います。しかし、 #労務管理 を蔑ろにしていたツケはこういう苦境時に払わされるのです。 #助成金 は #ブラック企業 は救いません。消えてください、時代と共に。