
■【変革】のステップ
リーダーシップ研究の第一人者でハーバード大学のコッター博士は組織の変革には以下のステップが要ると言われている。
1.危機意識を高める。
2.変革推進チームをつくる。
3.変革のビジョンと戦略を立てる。
4.変革のビジョンを周知徹底する。
5.行動しやすい環境を整える。
6.短期的な成果を生む。
7.さらに変革を進める。
8.新しい文化を築く。
です。
この1番目の危機意識を高めるで重要なのが、“変化を度に嫌う現状維持人間”と“過去の成功体験による自己満足人間”。
この両者には強力な現状維持バイアスが掛かっているのでなかなか「目の前にある危機」を直視しません。
そして、事業が緩やかな衰退局面にあると漠然とした不安や焦燥感から“偽の危機感を抱いて”目先の対策に走りがちになります。
本物の危機感とは必ずしもトップだけが感じるものでもなく、下から上に上がることもあります。
その危機感とは【大変なことだとは受け止めるが、悲観的にはならないもの】です。
しかし、これらの意識は大方の人はまだ感じていないレベルの事象なんです。
本物の危機意識を生み出すには次の4つのステップが要ると述べています。
1.組織内外のギャップを明らかにする。
2.危機感を行動で示す。
3.危機を逆手に取り、自己満足を打ち砕く機会として利用する。
4.現状維持を願う人に退場を促す。
変革の必要性と即実行の重要性を訴求→リーダーシップ、信頼性、コミュニケーション、専門的知識、分析力、危機意識に秀でたメンバーの招集→未来予想図の作成と実現させる方法の検討→多くの人の理解と賛同を得る→変革への障害を排し、行動しやすいようにする→兵は拙速を尊ぶの実践→ビジョン実現までは変革に次ぐ変革の手を緩めない弛まぬ努力→過去の古い因習が完全消滅するまで【新しいやり方】を持続する。
をじっこうすることでパラダイムシフトを起こすことが出来るでしょう。
#東日本大震災 以上に #新型コロナウイルス は我々に #変革 を求めるでしょう。何故なら、終息しても従前のような #商慣習 や #業態 では復活できない可能性があるからです。これを危機だと嘆き悲しむか、新しい時代が始まると切り替えるか否かは貴方次第です。私だって苦闘しているんです。
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