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無知は罪であり、人を殺す

■社会保険労務士であっても知らなさすぎると言う現実。

相変わらず世間を震撼させている新型コロナウイルスですが、現場の医師等は未だに分からないことが多すぎる病だと発信しているのに、ネット上の真偽不明な情報を鵜呑みにして、罹患者を攻撃したり、政府や自治体のアナウンスを無視する人が多すぎます。療養施設を抜け出すなんて殺人罪で刑事告訴してもいいと思いますね。

さて、本題です。

私は7月20日~8月10日まで長野県内の北信総合病院に人工透析用の人工血管を用いたシャント再建手術と人工透析導入教育入院をしていました。

その“人工透析”に関する無知や偏見、誤解は酷いものだなとSNSでのやり取り等で感じました。

人工透析患者数(2017年末時点)

・約33万5千人

・人口100万人あたり2640人

・約国民の1/379人が透析患者

*糖尿病が悪のように言われるけれど、日本の糖尿病患者は人口の概ね10%です。

そこから人工透析になるのは約15万人です。

150,000/12,600,000人≒約1.2%です。

長谷川豊とかいうフリーアナウンサーが過去に人工関は自己責任だから今すぐ治療を止めさせるべきみたいな暴言を吐きました。

確かに糖尿病由来の透析患者が一番多いのは事実です。

しかし、1.2%の割合しかいない者を自己責任と断罪できますか?

確かに透析患者は(申請が必要ですが)各種社会保障制度のおかげで優遇されていることには感謝します。

そして透析をやらないでいると直ぐに死にます。

しかし、一般の人のみならず、健康保険と障害年金を取り扱える社会保険労務士(社労士)でさえ十分にこの病のことを理解している人が少ないことには驚きました。

人工透析とは通称です。

医学的には「人工腎臓による慢性腎不全」と言います。

慢性なのでもう回復することは移植以外ないのです。

しかし、移植は容易にできませんし、頼めません。

何故なら臓器提供者もその後に体調不良に往々にしてなるからです。

自分の腎臓機能が低下して、それを補うために透析治療をうけるのです。

腎臓とは体内の老廃物を体外に出す働き(いわゆる尿)、血圧調整、造血向上、骨製造等を担う重要な機関です。

その働きが10%以下になった者が透析を受け始めます。

透析開始になると、身体障害者1級となり、障害者年金受給資格が2級以上になることは先日もお伝えしました。

一見すると #普通 の人に見えるのが内臓疾患系障害者です。しかし、私のような #血液透析 患者は日常生活が著しく制限される者として国が定めています。週三回は透析しますからね。しかし、 #健常者 の多くは障害者の病や実情に関して #無知 過ぎる。それが病で苦しむ人を殺すことになると肝に銘じてほしい。