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病気について知らないから障害者雇用が進まない

■私自身が“身体障害者1級”になって感じた世間の人との意識のギャップ。

私は現在“人工透析”を受けているので「身体障害者手帳は1級」(現在再交付の申請準備中)であり、「障害年金等級は2級以上」(請求準備中)が確定です。

しかし、いわゆる“内臓疾患”なので外見上はあまり健常者とは変わらないので日常生活で苦労することもあります。

手帳でも見せない限りは障害者とは認知してもらえないので。

だから車にも障害者マーク(四葉のクローバー)を貼りましたし、県公認の障害者用駐車スペース優先札や、ヘルプマークも持っています。

いつ何時病院にかかるかも分からないので必要な保険証類も持ち歩ています。

分かる人が見れば一発で私が障害者だと分かるので。

そこで本題です。

法律で義務付けられていても「障害者の雇用」は一向に向上しません。

何故なのかと考えた時に、世間の方の病気に対する無知が主要因だと思ったのです。

障害年金を取り扱う同業の社会保険労務士や身近に接する機会もあるであろう生命保険の方でも意外と理解されていないことに気づきました。

例えば私のように人工透析を受ける末期腎不全の人間は、決められた人工透析(私の場合は現状週三回の三時間)を受けられればほぼ日常生活を送れます。

食事の制限や飲水制限、代謝異常などの注意点はありますが。

他の障害を抱えている方でも同じだと思います。

気を付けなければならない点は本人が把握しているでしょうし、会社や周囲はそのことに配慮さえしてくれれば応分にパフォーマンスを発揮出るのです。

出来ることと出来ないことという差はありますが、 #障害者 だからといって健常者に能力的に劣るわけではありません。誰もが #障害者 になる可能性を秘めているのです。もっと #寛大な心 で、障害を #個性 として受容する社会を望みます。