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“内臓疾患系”身障者にも目を向けて!

開催の可否は分からないが、東京五輪2020大会の理念は【多様性と調和】です。

奇しくも現在進行中の働き方改革の中でも、多様な働き方やワークライフバランス等、個々人の事情に配慮した労働が推し進められています。

私は身体障害者1級として手帳を交付されています。

身体障害者は何をするにもシンドイんです。私は、心疾患(高血圧)、代謝異常(糖尿病)、人工腎臓治療(人工透析)という、新型コロナ禍では重症化リスクの超高い基礎疾患を三つ抱えています。

人工透析は週三回三時間強をベッドで寝ているだけだろと思われるかもしれませんが、人間の体は腎臓が24時間365日フル稼働して老廃物を尿として出しています。

それを機械的かつ強制的に週9時間で行い、多い時には一回で4ℓ前後の水分(尿)を身体から抜きます。

それはとても人工的なことで身体に多大な負荷をかけ、高齢者なんかは途中で体調を崩します。

私も透析後は体内の電解質バランスも崩れ、血圧も不安定になったり、自律神経が狂ったりして、体調不良に襲われ、翌日は寝込むことも多いです。

しかし、以前にも指摘したように世間的には障害者支援といと、肉体的障害者、知的障害者、精神障害者ばかりが取り上げられ、内臓疾患障害者は蚊帳の外に置かれているきがします。

もちろん、内臓疾患は外見では分かり難いという欠点もあるから仕方ないのですが、私のようにヘルプマークをもっていたりします。

障害者の多様性というのにも目を向けてもらえると当事者としては有難いです。