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多様性を謳いながら自分の正論に拘る社会風潮に・・・

いきなり私のキモイ顔写真すみません。

大坂なおみ選手の全仏会見拒否騒動から色々考えていました。

現在は、一部の国は違うかもしれませんが、世界的に“多様性”が叫ばれ、あの中華人民共和国内でも個性とかが叫ばれている時代です。

にもかかわらず、SNS上では自分の振り翳す正論こそが正しくて、反対意見は認めないみたいな風潮になっている気がします。

大坂選手は自身がうつであり、内向的で記者会見がプレッシャーであると勇気ある告白をしました。

しかし、当初グランドスラムの主催側はそういう選手もいるだろうと慮りもなく、規約違反で彼女を追放しようとした。

私も“内向型”人間なので、彼女の気持ちは良くわかるんです。

自分にとって苦痛な人間づきあいや他人に合わせることがすごく嫌なんです。

一人で部屋に籠って沈思黙考しているほうが落ち着くんです。

だから自分が入院してお見舞いが一人も来なくても何とも思わないんです。病気で苦しんでいる姿も晒したくないしね。

十人十色という諺もあるようにむしろ個々人が異なっていることが当然なんです。

マネジメントの巨人のドラッカーも同じ意見の人間なら二人と要らないと言っていますよね?

それぞれの人に食の好みや好みの異性のタイプがあるように、異なる意見は存在して然るべきであり、そこからより大きな価値が生まれるのだと思いますよ。